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 ■vol.34 化学肥料による窒素汚染を抑制できる小麦を開発

(キーワード:農業、温室効果ガス、サステナビリティ)


Anthropocene誌から肥料汚染を防ぐ小麦の開発に関する記事を紹介します。科学者らが野生のライ麦から関連する遺伝子配列を抽出し、一般的な小麦の品種に交配したところ、化学肥料による窒素汚染を抑制でき、また肥料効率も高めたと報告しています。これにより小麦栽培による温室効果ガスの排出量も削減できる可能性があるとしています。将来パーム油の原料であるアブラヤシ栽培においても生物多様性を活用したサステナブルな農業が可能になるかもしれません。詳しくはこちらからご覧ください。