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 ■vol.49 プラスチックゴミを数日で分解できる酵素をAIで開発

(キーワード:AI、プラスチック、リサイクル、循環経済)


Anthropocene誌からNature誌に掲載された新しい研究を紹介します。この研究は、人工知能(AI)を使って一般的に使用されているプラスチックを1日から2日で分解できる酵素を開発したと報告しています。 研究者らはまた、分解された分子を再びPETプラスチックにリサイクルできると報告しています。さらに、この新しい酵素は室温に近い温度で作用するため、エネルギー消費量やコストも低く抑えられるそうです。 テキサス大学オースティン校の化学工学教授で、この研究の共著者であるHal Alper氏は、「この研究がプラスチックの循環型経済を実現する方法を確立するきっかけになれば良いと思う」と言っています。 洗剤容器のリサイクルにも活用できる技術になるでしょうか。 ぜひこちらからご覧ください。