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 ■vol.51 人工葉が太陽光と水で水素を数週間にわたり生成

(キーワード:グリーン水素、エネルギー、人工葉)


Anthropocene誌からNature Materials誌に掲載された研究を紹介します。 この研究は新しい人工葉を開発し、水と太陽光から数週間にわたって水素を発生させることができたと報告しています。 英国の化学者と材料科学者のチームが無毒で入手しやすいビスマス酸ヨウ化物という光吸収材料を用いた装置を開発し、 今までの人工葉では通常数日しか水素を発生させることができなかったものを数週間まで可能にしたと報告しています。 現在、水素は主にメタンを分解して製造されており、その過程で二酸化炭素が発生しますが、これは電気を使わずに水素を発生させる新しい技術です。 新しいグリーン水素に関する記事を是非こちらからご覧ください。