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 ■vol.80 バイオベースのナイロン開発に向けた大きな一歩に?

(キーワード:ナイロン、植物由来、持続可能な繊維)


Anthropocene誌からGreen Chemistry誌に掲載された研究を紹介します。 現在、世界で毎年200万トン以上生産されているナイロンは石油由来の原料から作られています。 そのナイロンの主要な構成要素を植物由来の原料から作り出すことにドイツのヘルムホルツ環境研究センターとライプツィヒ大学の研究チームが成功したと報告しています。 より少ないエネルギーを使用した化学プロセスとバクテリアによる化学物質の変換を組み合わせた技術で、スケールアップには課題があるものの、持続可能な繊維の開発に向けた大きな一歩となる可能性があります。 洗濯の対象となる衣類を、より環境に優しい方法で生産できるようになるかもしれません。 ぜひこちらから詳細をご覧ください。