■vol.82 コットンの環境負荷:洗濯の頻度と着用の仕方が影響
(キーワード:コットン、ライフサイクル、カーボンフットプリント、洗濯)
Anthropocene誌からNature Reviews Earth & Environment誌に掲載された研究を紹介します。
国際的な研究チームがコットンの栽培、製造、使用による気候への影響を評価した結果、どのように栽培され、製造されるかだけでなく、どのように着用されるかにより、環境負荷が異なることがわかったと報告しています。
電力が炭素を多く排出する地域ではコットンの衣服の使用段階が生産段階よりも大きなカーボンフットプリントになることが多くあると指摘しています。
洗濯の頻度を減らす、使用する洗剤の量を減らす、自然乾燥させる、長く着用する、新しい衣服を購入しないなどすることで環境負荷を減らすことができると言っています。
洗濯の方法や衣類のケア、着用方法が環境に大きな影響を与えうることを示した記事です。
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