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 ■vol.84 2050年までに世界の都市廃棄物の管理でネットゼロにできる

(キーワード:メタン、都市廃棄物管理、排出量、温暖化対策)


Anthropocene誌からScience誌に掲載された研究を紹介します。メタンは地球温暖化の原因の約3分の1を占めています。 メタンの大気中での半減期は10.5年となっているため、メタンの排出を削減することは短期的な気候温暖化を抑えることができることを意味しています。 この研究では、都市廃棄物を適切に管理し、メタン排出量を削減した場合気候変動目標にどのように貢献できるか、世界で初めて分析しています。 研究者らは都市廃棄物管理に変化がなければ、世界のゴミから発生するメタン排出量は2020年から2050年の間に320億トンから350億トンの二酸化炭素排出量に相当すると指摘しています。 家庭から排出されるゴミも適切に処理することでネットゼロに繋がることを示した記事です。 ぜひこちらから詳細をご覧ください。