Anthropocene誌からNature Communications誌に掲載された研究を紹介します。...
続きを読む■ブログ
未来洗浄研究会と本ブログについて
(キーワード:未来洗浄研究会、洗浄、洗濯)
未来洗浄研究会は、「世界中の人々がサステナブルに清潔に快適に暮らせる社会」をめざして、事業領域や学問領域の枠を超え、産学公民等のさまざまな知恵を集めて、未来の洗浄について、議論や提案をしていく場です。2018年12月、Future Earth、東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(2019年4月、東京大学未来ビジョン研究センターに統合)、花王株式会社の3者が共同で、設立しました。
「洗浄」という大きなテーマを少し砕き、まずは「洗濯」に焦点をあてて議論を進めています。毎日私たちが行う「洗う」という行為で、地球の資源をどの位使っているのか、また自然環境にどのような影響を与えているのかということについて考えるきっかけを作ると共に、一人一人がそれぞれの立場で何ができるのか話し合う場にしたいという思いから本研究会が立ち上げられました。
このブログでは、まず洗濯に焦点をあて、洗濯の地球環境への影響や、企業や個人の責任ある消費や生産のあり方、洗濯における文化的違いなど、いろいろな視点から情報を提供していきたいと考えています。

2023.11.27
vol.83 2050年までに太陽光発電が世界で主要な電源に?

2023.11.27
vol.82 コットンの環境負荷:洗濯の頻度と着用の仕方が影響
Anthropocene誌からNature Reviews Earth & Environment誌に掲載された研究を紹介します。...
続きを読む- back number -
- vol.71. 丈夫な紙袋がプラスチック問題を解決?
- vol.72. 電子レンジでソーラーパネルを製造・リサイクルできる?
- vol.73. 人工の葉から液体燃料の生成に成功
- vol.74. バクテリアが化学産業の脱炭素化を加速する?
- vol.75. 集中させた太陽光でソーラー水素を安価に効率よく製造
- vol.76. 世界最大の炭素貯蔵庫である海からCO2を除去する方法
- vol.77. 二酸化炭素の排出量に野生動物が関係している?
- vol.78. 海水中でプラスチックを分解するバクテリアを開発
- vol.79 大腸菌を使って発電することに成功:廃水からも発電可能に
- vol.80 バイオベースのナイロン開発に向けた大きな一歩に?
- vol.61. 粘着テープで発電できる?
- vol.62. 熱帯林の再生に野生動物が重要な役割を果たす
- vol.63. プラスチックをカーボン・ネガティブに
- vol.64. 作物がより多くの油を生産する遺伝子暗号を科学者らが解読
- vol.65. リユース容器はエコなのか:ライフサイクルアセスメントからわかること
- vol.66. コンブが海の富栄養化を改善する?
- vol.67. 衣類のリサイクルに関する新技術:生地のデータを繊維に織り込む
- vol.68. プラスチック廃棄物を低温で液体燃料に変換する新しい技術
- vol.69 バクテリアが空気中の二酸化炭素をバイオプラスチックに変換
- vol.70 スイッチグラスからより多くのバイオ燃料が可能に?
- vol.51 人工葉が太陽光と水で水素を数週間にわたり生成
- vol.52 自然に基づいた農法により化学肥料の使用量を削減できる
- vol.53 糖に分解できる新しい強靭なプラスチック
- vol.54 絶滅危惧種の生存には世界の生息地の30%を保護するだけでは不十分
- vol.55 ポプラの木から繊維を作れば環境負荷が減るだけでなく、食料も確保できる?
- vol.56 炭素貯留による地下への影響を解析する小型デバイス
- vol.57 環境に優しいグリーン製品は必ずしも環境に無害ではない
- vol.58 カーボンフリーエネルギーへ迅速に移行すれば数兆ドルを節約できる可能性がある
- vol.59 プラスチック廃棄物を貴重な材料に変える新技術を開発
- vol.60 家電製品間の通信を調整することで電力需要の急増をコントロールできる
- vol.31 経済成長とゼロエミッションは両立できる?
- vol.32 藻から生分解可能で炭素を吸収する繊維が開発される
- vol.33 気候変動に関する行動変容を促すにはタイムリミットを伝えることが有効?
- vol.34 化学肥料による窒素汚染を抑制できる小麦を開発
- vol.35 エミッションフリーのプラスチックの製造が実現可能に?
- vol.36 大気中のマイクロプラスチックは気候にどのような影響を与えるのか
- vol.37 バイオプラスチックが新たな作物を育てるための栄養分に
- vol.38 プラスチック廃棄物が船の燃料に?
- vol.39 プラスチックのゴミの島が海に新たな生態系を作り出す
- vol.40 蓄電池を安価に作れる新材料